国土交通省は、「2001年度の宅地供給量についての推計結果報告」をまとめた。この推計は、民間や公社・公団等の各分野の事業者の供給実績等に関する調査に基づき、1966(昭和41)年度から毎年行っている。 ★全国の宅地供給量6900haで19.8%の大幅減 それによると、全国の宅地供給量は6900haで、前年度(8600ha)に比べて1700ha、19.8%減と大幅に減少し、1966年度にこの調査が開始されて以来、最少の供給量となった。 ★民間供給は5300ha、公的供給1600haで共に減少 これは、民間供給が5300haで、前年度(6800ha)に比べて1500ha、22.1%の大幅な減少となったのに加え、都道府県、地方住宅供給公社、都市基盤整備公団、地域振興整備公団等の公的供給が1600haで、前年度(1800ha)に比べ200ha、11.1%の減少となったことによる。 ★ピークは1972年の2万3400ha 全国の宅地供給量の推移をみると、1972年度の“列島改造ブーム”の2万3400haをピークに減少し、最近では、(1)世帯数増加の鈍化、(2)地価下落の長期化―等の状況の下で、減少傾向にある。 ★1997年度を境に1万ha台を割り、漸減傾向 ここ10年の推移をみると、◇1992年度=1万1000ha◇1993年度=1万400ha◇1994年度=1万800ha◇1995年度=1万600ha◇1996年度=1万100ha―と、1万ha台を維持してきた。しかし、1997年度を境にして、供給量は1万haを割込み、◇1997年度=9400ha◇1998年度=8800ha◇1999年度=8400ha◇2000年度=8600ha―と、漸減傾向を見せている。 ★3大都市圏は24%減の2800ha、民間の落込みが影響 3大都市圏の宅地供給量は、推計を開始した1982年度以降、概ね5000ha台で推移してきたが、2001年度は21.3%減の3700haと大幅に減少し、4000haを割込んだ。3大都市圏の供給量は、全国の53.6%を占めている。内訳は、◇公的供給=900ha(前年度比10.0%減)◇民間供給=2800ha(同24.3%減)となっている。 国交省では、「全国的に、民間供給が減少したことにより、2001年度の全国の供給量は大幅に減少したが、特に3大都市圏の民間供給の落込みの影響が比較的大きい」と分析。 因みに、「推計」の対象とした宅地供給事業者は、都道府県、市町村、地方住宅供給公社、土地開発公社、民間の宅地開発事業者、区画整理組合等で、その供給量は、(1)これまで住宅の敷地になったことがない宅地で、新規に住宅が着工されたものと、(2)住宅用地として造成が終わり、いつでも使用が可能な状態となった宅地の量―を推計して、合計したもの。 【問合先】土地・水資源局土地政策課土地市場企画室 TEL03-5253-8111 内線30-653
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