鳩山内閣のもとで組織された「緊急雇用対策本部」は10月29日、第1回「貧困・困窮支援チーム」の会合を開き、年末年始に向けた貧困・困窮者の生活支援をテーマに検討した。国土交通省では、一時入居施設の提供を約束し、今後、不動産業界団体の協力を要請する。 支援チームは、主査を山井和則・厚生労働大臣政務官が務め、副主査には長安豊・国土交通大臣政務官と小川淳也・総務大臣政務官が就き、事務局長には反貧困ネットワーク事務局長で内閣府参与の湯浅誠氏が就任した。 「支援チーム」は、年末年始に向けて「派遣村」を必要とすることがないように、セーフティーネットを充実させることを目標とする。具体的には、各種制度窓口をハローワークに一元化し、同サービスを提供する「ワンストップ・サービス・デイ」を11月下旬に試行。住宅の手当や生活保護の相談もハローワークでできるようにし、困窮者のたらい回しをなくす。 国交省は、離職者向けに活用可能な公営住宅などの所在地や利用可能戸数をハローワークへ情報提供する。自治体による一時入居施設(シェルター)の借上げなどを促進するため、入居可能な賃貸物件の情報を自治体に提供していく。これに関して、長安政務官は「不動産業界団体に問い合わせ、情報提供を進める」と述べた。 11月初旬までに、東京、大阪、愛知を中心とした自治体や協力を得られる政令指定都市との調整を進め、11月下旬に最初の「ワンストップ・サービス・デイ」を試行する。その後、実施内容を検証し、年末に向けて定期開催する。
【問合先】内閣官房副長官補付 03−5253−2111内線82456 内閣府政策統括官(経済財政運営担当)付参事官(経済対策・金融担当)付内線45228
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