不動産経済研究所がまとめた今年11月の「首都圏・近畿圏新築分譲マンション市場動向」によると、首都圏の発売戸数は4820戸で、前年同月比31.0%の大幅な増加となり、前月の減少から再び増加に転じた。月間契約率は79.6%で、前年同月比0.8Pダウンしたものの、好・不調の目安となる70%ラインを3カ月連続して超えた。同社では「11月の新規発売は全208物件と、昨年12月以来11カ月ぶりに200物件を突破し、発売戸数も今年初めて4000戸を超えた。そのうち単発物件を含む初回売出し物件は78物件、戸数で3074戸となり、戸数シェアでは63.8%と過半を占め、漸く秋商戦本番といった格好。これが全体発売戸数を3割増に押上げた」と分析。 一方、近畿圏の発売戸数は1405戸で、前年同月比31.6%減と、前月の増加から再び減少に転じた。月間契約率は70.2%で、同じく0.6Pダウンしたものの、2カ月連続して好不調の目安となる70%ラインを超えた。
◆首都圏、契約率79.6%、発売は千葉県のみ減少、平均価格と平米単価ともに下落首都圏の11月の発売戸数は4820戸で、前年同月比31.0%増と、2カ月ぶりの増加。
[エリア別の発売状況] ◇東京23区部=2488戸(前年同月比28.8%増) ◇東京都下=418戸(同60.8%増) ◇神奈川県=779戸(同1.2%増) ◇埼玉県=782戸(同154.7%増) ◇千葉県=353戸(同13.9%減) ―と、千葉県のみが前年を下回っている。
[エリア別の売行き状況] ◇東京23区部=76.4%(前年同月比4.6P減) ◇東京都下=82.5%(同9.0P増) ◇神奈川県=74.8%(同3.4P減) ◇埼玉県=87.0%(同8.8P増) ◇千葉県=92.6%(同4.8P増) ―で、東京都下と埼玉県、千葉県が前年水準を上回っている。
[価格動向] ◇戸当たり平均価格=4519万円で、前年同月比348万円、7.2%の下落。3カ月連続のダウン ◇平米単価=65.0万円で、同3.4万円、5.0%の下落。3カ月連続のダウン。
[平均専有面積] 69.55平米で、前年同月比1.64平米減、2.3%の縮小。
[即日完売] 22物件477戸(シェア9.9%)。
[販売在庫の状況] 11月末時点の販売在庫は5221戸で、前月末比167戸の増加、2カ月連続の増加。前年同月末(4622戸)比では599戸の増加。
[12月の発売予測] 12月の発売は前年同月(7388戸)を上回る8600戸程度を予測。
◆近畿圏、発売は2カ月ぶり減、契約率70.2%、平均価格・平米単価2カ月連続の上昇 近畿圏の11月の新規発売は1405戸で、前年同月(2055戸)比31.6%減と大幅に減少、前月の増加から再び減少に転じた。
[エリア別の発売状況] ◇大阪市部=624戸(前年同月比22.3%減) ◇大阪府下=254戸(同48.3%減) ◇神戸市部=158戸(同25.8%減) ◇兵庫県下=190戸(同15.2%減) ◇京都市部=165戸(同37.0%減) ◇京都府下=0戸(前年同月0戸) ◇奈良県=0戸(同14戸) ◇滋賀県=14戸(同70.8%減) ◇和歌山県=0戸(同0戸)。
[売行き状況] 初月契約率は70.2%で、前年同月(70.8%)に比べ0.6Pのダウン、前月(74.1%)比では3.9Pのダウン。
[価格動向] ◇戸当たり平均価格=3369万円で、前年同月比22万円、0.7%の上昇、2カ月連続のアップ ◇平米単価=50.5万円で、同0.9万円、1.8%の上昇、2カ月連続のアップ。
[平均専有面積] 66.78平米で、同0.66平米減、1.0%の縮小。
[即日完売] 2物件53戸(シェア3.8%)。
[販売在庫の状況] 11月末時点の販売在庫は2944戸で、前月末比73戸の減少、4カ月ぶりの減少。前年同月末(3949戸)比では1005戸の減少。
[12月の発売予測] 12月の発売は前年同月(1682戸)を下回る1500戸程度を予測。
〔URL〕http://www.fudousankeizai.co.jp/Icm_Web/dcPg/Mn_Doko.html 【問合先】企画調査部 03−3225−5301
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